NHK大河ドラマ「江」を応援する会 設立趣意書

平成23年のNHK大河ドラマは、「江(ごう)」に決まりました。お江は幼年期を津で過ごしたと言われており、津がドラマの舞台として放映される可能性があります。

津はお江が母のお市の方と姉の茶々、初とともに、織田信長の弟信包(のぶかね)に引き取られて暮らしたと言われる津市河芸町の伊勢上野城跡と、その後信包が築城してともに移り住んだ安濃津城(のち津城と称する)跡という、お江ゆかりの名所・旧跡があるほか、織田信長の生母土田(どだ)御前の墓石があり、お市の方が墓参していたと言われる四天王寺もある津がドラマの舞台となれば、津の知名度を全国的に上げる絶好のチャンスであります。

まだドラマの脚本の中に、津が舞台として書かれるか未定ですが、脚本に書かれて津での物語が放映されることを期待して、お江ゆかりの地の存在を積極的にPRして、津のまちの魅力を発信していく必要があります。

そのうち津城跡と四天王寺は、藤堂高虎ゆかりの名所・旧跡でもあり、お江ゆかりの地を周知、宣伝することは、藤堂高虎ゆかりの地としても観光資源として活用でき、次の大河ドラマを藤堂高虎に採用されるための一つのプラス要素となります。

そこで市民運動としてNHK大河ドラマ「江」を応援するという趣旨を持って会を設立して、ドラマに津が舞台となることが決定するまでは、お江ゆかりの地のPR活動を中心に盛り上げていくことを目的として、市民のみなさんの賛同を募りたいと思いますので、ご協力のほどお願い申し上げます。

平成21年11月12日